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【曲予定】
ワルツ 作品1 左手のための プレリュードとノクターン 作品9
ピアノソナタ 第1番 第3番
練習曲から作品42-5
スクリャービン ピアノ協奏曲嬰ヘ長調 作品20 より 第3楽章
【ピックアップ】1872-1915 スクリャービンは 今年 没後100年を迎える。ショパンを敬愛し ワーグナー リストなどの作曲家から影響を受けた。それは 技巧的にでなく 精神的な 音楽の扱い。スクリャービンの音楽はどこか 香りがするのだ。例えば 14歳の時の作曲である ワルツ作品1は 天才ぶりを発揮している。
また 作品6 ピアノソナタ第1番は 右手を痛めていた時の曲で ライバルであった ラフマニノフと違う個性を確立したかったに違いない。この他 前奏曲 練習曲など ピアノ小品を書きためていく。そのため ラフマニノフが オペラ・声楽作品を手掛けたのに対し スクリャービンは、 室内楽的な響きが特徴である。
ピアノソナタは11曲作っている。これは 作曲家では、ハイドン ベートーヴェン モーツァルト シューベルト に次いで多い。5番以降は特殊な和音や構成で独自のスタイルである。
スクリャービンは 女性の演奏家も多い。
イリーナ・メジューエワや ユジャ・ワンのソナタ2番など 全集は マリア・レッドベリがリリースしている。
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